As London as possible

ロンドン駐在生活を200%楽しむ

牛タン丸ごと一本挑戦

急に葱レモン塩牛タンが食べたくなった。よしどうせならと、生まれてから一度も経験のない「タン塩焼肉 at 家」を思い立ち、お気に入りの肉屋さんへ。ちなみに新しいことへの挑戦はロンドン駐在期間中の一つのテーマでもある。

 

肉屋曰く珍しい部位だからか事前予約制とのこと。200 gを可能な限り薄切りで、と注文し火曜日に受け取りに行くこととなった。

 

さて、本日再び肉屋へ。「あのー、次回からでもいいんだけど、一本単位が基本なんだ?」とイギリス風に婉曲的に言われ、申し訳なさで丸ごと一本を購入。勿論薄切りもされていない。まぁ想定の範囲だ。周りのお客さんも「え?本当に?」と顔で私を見るが、玄人風を装う。

 

帰宅し封を開けてみる。おお・・思ったより大きい・・・味蕾が見える・・・。ご推察の通り、事前処理がされていなかったので、Youtubeを見て、下処理方法を学習。どこかの焼き肉屋さんの大将のしゃがれた声の説明で、懐かしさを抱いた。

 

20分ほど包丁で格闘した結果、食べられる部位が少なくなってしまったけれど、なんとか切り身が出来た。初回だから許してくれ。塩麹につけて、Staubのグリルパンで焼く。レモン葱塩ソースを作る。にんにくすりおろしを入れる。あ、明日朝から会議室でプレゼンするんだったと思ったが、もう後の祭りだ。

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出来た!うんっまっ!!!

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こりこりだけど、臭みもないし、噛みしめるほどに旨味。驚き。旨味には旨味で、とイギリスのIPAビールBeavertown Neck Oilで乾杯。明日のお弁当用に残しておこうと思ったけれど、無理だった。

 

いい包丁を買ってまたチャレンジしよう。