クラフトジン Sipsmith 蒸留所
良く晴れた夏の日、パラソルの下、10年ぶりに再会した友人と一緒に飲んだジントニック。
あまりにも強烈で素敵なジンとのロンドンでの出会いだ。続いて、スカイ島で少数生産というジンジャーが効いたジンの、カッと焼きあがるような痛快な喉越しと鼻に抜けるジュニパーベリーの香りで、完全にファンとなった。
さて、今回は仕事終わりにクラフトジンの火付け役Sip Smithの蒸留所のテイスティングイベントに行ってきた。あらこんなところに、という具合にロンドンの住宅街に突如現れる。
ウェルカムドリンクに続き、ロンドンドライジンの歴史、蒸留方法の説明が始まる。レクチャーの合間に、主要なラインアップのLondon Dry Gin, Lemon Drizzle, Zesty Organgeがグラスに注がれる。そして最後は、最近販売開始となったというSipspresso。ロンドン発祥のEspresso Martiniと似て非なるものだ。口に含んだ瞬間優しくコーヒーのナッツの香りがするのに、飲んだあとに鼻に抜けた香りは完全にコーヒーだ。感動の切れ味と弾ける個性に魅了され、一本購入。
ツアーの最後には、ブランドのアイコンの白鳥をモチーフにしたマドラーをロンドンドライジンのミニボトル付きがお土産に貰える。(これでツアーはGBP 25とお得)。おしゃれか。
こんなアフターファイブも悪くない。