As London as possible

ロンドン駐在生活を200%楽しむ

Pretty City London (Bridge編)

運河と共に発展してきたロンドン。テムズ川は想像以上に蛇行している。川幅も思ったより狭い。満潮の時は天候次第では道路に水が溢れたり、干潮のときは干潟と化す。様々な表情を見せるテムズ川を見ていると、まるで生き物を見ているかのようだ。

 

テムズ川を跨ぐように数多くの橋があるのが、Londonの風景だ。新しい橋もあるが、1800年代に出来たものもある。お気に入りの美しい橋を紹介しよう。

 

1.Albert Bridge

ChelseaとBatterseaの間を結ぶ、パステルカラーの橋は、1873年にアルバート公にちなんで設立された。Chelseaには軍事施設もあったが、この橋は設計不良のせいで良く揺れたそうで、部隊は行進を止めないといけなかったとのこと。今でもその禁止文句は橋に掲げられている。とはいえ、4,000個ほどのライトが八角形の星のデザインとともに輝く姿はため息をつく美しさ。多くの人が足を止めて写真に収める場所でもある。

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ブログの背景やアイコンにも使用させてもらった私にとっても思い出深い橋。実は小学生の時イギリスに旅行したことがあり、その際The Thamesというテムズ川の写真集のカレンダーを買ったのだ。我ながら渋い。。その中で一番好きだった2月の写真がまさにAlbert Bridgeで、London着任後実際目にして、点と点が結ばれたときの嬉しさといったらもう。

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2.Hammersmith Bridge

Chelseaからさらに西に行った地区、Hammersmithと南のBarnesと結ぶ緑色の橋は、これまた1887年完成と歴史的建造物。本日サイクリングで寄ってみたが、「This bridge is too weak」と張り紙とともに、補強工事がされ通行止めとなっていた。今年7月から自転車と歩行者のみ通行可能になったそうだが、曰く「本当に崩落する可能性がある」と。イギリスの古いものを大切にする文化は好きだが、ロンドンは補強工事のオンパレードだなぁと改めて思った。

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3.Tower Bridge

ロンドンのアイコンと言えばこれ!この橋を渡っていると、「あぁ自分はLondonにいるんだな」と思わせてくれる。1894年完成。シャーロックホームズの映画を見ていると、既に存在していることに驚いた。あるとき、大型帆船が来て、橋の真ん中が上がるのを見たことがある。今も動くのか…

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日本より気象が穏やかななのかもしれない。これほど古い橋が今でも現役で働いているのだから。ロンドン以外の橋も探しに行ってみようと思う。