As London as possible

ロンドン駐在生活を200%楽しむ

英国で過ごすはじめての大晦日

Wish you wealthy and healthy 2022!

 

の掛け声で仕事もスタート(例のCのせいでHealthyの言葉の重みたるや)。

 

2022年もロンドン生活について綴っていきたい。

 

今年は初めて一時帰国せずにロンドンで年越ししてみた。2年間連続年越し花火イベントはお預けとなってしまったが、年末らしいイベントに行ってみた。それは・・・

 

*Barbican Hallでの大晦日コンサート*

ロンドン中心部にあるBarbicanは、第二次世界大戦で廃墟となった地区を再開発した場所であり、複数の文化施設がある。Barbican Hallはロンドン交響楽団やBBC交響楽団の本拠地。初めて訪れたが、奥行きのあるホール。入口のバーでスパークリングワインを受け取って、会場に入る。わくわくが止まらない。

この日はロンドン交響楽団がNew Year's Eve Galaとして以下の曲目を演奏してくれた!

 

Johann Strauss II Champagne Polka
Paul Dukas The Sorcerer's Apprentice
Richard Strauss Overture to Die Fledermaus
Maurice Ravel Boléro
Jacques Offenbach 'Can Can' from Orpheus in the Underworld
Franz von Suppé Morning, Noon and Night in Vienna
Pyotr Ilyich Tchaikovsky Finale from Swan Lake
Richard Strauss Radetzky March
Franz Lehár 'Vilja' from The Merry Widow
Giacomo Puccini 'O soave fanciulla' from La bohème
Giuseppe Verdi 'La donna è mobile' from Rigoletto
f:id:AsLondonaspossible:20220112065735j:image
やはり、New yearにかかせないのが、ヨハンシュトラウス。軽快なリズムで会場みなご機嫌に。そしてBoleroは初めて生演奏を聴いたが、躍動感がたまらない。デジタルの音ではもはや満足出来ない「生」ならではの迫力だ。
 
だがしかし、驚くほどに体が震えて涙が止まらないほど感動したのは、なんとあの有名な「白鳥の湖」のフィナーレだ。何度も聴いてきた曲だが、旋律の美しさたるや・・・「みんなが好きな曲は好きにならないやい」なんて、意地を張っていた自分を見事に打つ砕くほどの劇的なメロディーに言葉を失った。
 
最後はアンコールで、Can Can。拍手と笑顔で2021年に幕を閉じた。ハロー2022年。