London最古のレストラン Rules
Londonの中心地、Covent Gardenにある1798年開業の老舗レストランRules。007のSpectreという映画で使われていたのが印象的で、一度は訪れてみたいと思っていたお店。
12月は予約がいっぱいだったが、1月初めのディナーの席がやっと取れた。中は絵画がぎっしり壁に飾られている。まだクリスマスデコレーションも残っていたので、赤いソファーや絨毯がホリデイシーズンにぴったりな華やかさと重厚感を放っている。周囲はご年配の方が多く、特別な機会として訪れている様子だった。我々もおしゃれをして臨んだ。
ここは生粋のイギリス料理が食べられるというので、前菜に生のOysterを少量頼み、メインはステーキとステーキパイを食すことに。世にある「イギリス料理は美味しくない」という先入観はあまりにも失礼だし、ここの料理を食べてみてからいいなさいな、とツクヅク感じた(イギリスは美味しいもので溢れている!!)。ローストビーフに挑戦したかったが、量が多くて断念した。ジビエ(Gameという)も試したかったが、もうお腹がもたない。また訪れる口実が出来た。
食後はデザートは入る気がしなかったが、ただのコーヒーではつまらないので、Espresso Martiniを注文。泡がクープグラスになみなみに注がれて運ばれてきた。美味しい・・・!ほろ苦さとアルコールのパンチが絶妙だ。
おなかいっぱいでレストランの扉を開けて、外の現実の世界に出るときの幸福感たるや。