Snow dropを探しに
この週末はWelford Parkというところへ行ってきた。春を知らせるSnow dropが満開だというのだから、絶対見逃せない。
Paddington駅から電車で1時間ほど行ったNewburyから更に車で15分程行ったところにある。もともとは修道院の敷地であったが、ヘンリー八世の修道院解散令の影響で、王の狩りの場所に変わり、その後Jones家のものとなった(イギリスの国土の至るところにヘンリー八世は爪痕を残している。ここもか)。今はSnowdropが咲く時期だけ、今年は2月2日から3月6日までの間、一般開放してくれている。
ブナ (Beech)林に所せましに植えられたSnowdropは真っ白い絨毯のようだ。
一つずつのお花も見たくて顔を近づけて見ると、俯いて咲く可憐な様子に心を奪われる。
まだまだ寒いが、太陽の日差しが少しずつ力強くなってきたイギリス。幸いこの日は青空を拝むことが出来た。日の光できらきらと光る花びらが美しくて、色々な角度から眺めて過ごし、気づけば1時間半ほどほどいた。
敷地内には、臨時Tea roomのテントも出来ていて、中ではSnowdrop柄のエプロンを来た女性たちがケーキや紅茶を販売している。Lemon Drizzle(しっとりレモンケーキ)、Fruit Cake(スパイスとドライフルーツたっぷりのパウンドケーキ)などイギリスらしいケーキが並んでいた。お昼を抜いてきたので、ケーキを少し頂いて休憩。町内会の休憩所かのように老若男女がゆっくり過ごしていた。 こういう空間はいかにも英国らしい。
いよいよ春到来。帰り道にミモザが咲いているのを見かけた。さぁ次はどこへ出かけよう。