As London as possible

ロンドン駐在生活を200%楽しむ

本場のサッカー観戦

イギリスといえばフーリガン、もといFootballが有名だ。週末、手ぶらの10代-40代の男性の集団がサッカースタジアムのある駅に着く前から、盛り上がっている様子は何度も見てきたが、遂にサッカー観戦の機会があり、より間近に見てきた!

 

場所はArsenal。スタジアムの9割がArsenalファンが占め、残りちょこっとだけ、Awayのチームのファンがいる。いや、もうすごい。まず完全な手ぶらでないと入場出来ない。セキュリティも1-2mに一人いる。治安維持に躍起だ。

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前半Awayのチームが1点を先取。ファンがフィールドとはあえて逆の方を向いてArsenalファンを煽り、Arsenalファンが激高しブーイングの嵐。ボールも少しでもカット出来たならば、歓声と拍手。近くの家族連れももはや奇声をあげ、カップルの男女も乗り出して応援しすぎてセキュリティが押さえにかかるほど。平日夜とは思えない熱気だ。途中、Arsenalコールが突如始まるが、声の厚みたるや…。

 

後半試合終了間近には、文字通り羽交い絞めにされて退場させられるファンもちらほら。フィールドと観客席との間に人間の盾でセキュリティが数えきれないほど立っていた。

 

ファウル等で試合中断されることが少なくて、45分x2セット目が離せない状況だった。結局Arsenalが逆転で勝利したが、ボールの行方よりもファンの観察をしている方が興味深かったかもしれない。イギリス人の底力を目の当たりにした。