チェルシー薬草園というのは、Chelseaの閑静な住宅街の中にテムズ川沿いの道沿いに、ぽつっとある小さな植物園。 (入り口の反対側には立派な藤が!) 1673年に出来、薬草の研究用に温室栽培を行ったのが始まり。王立植物園Key Gardensもそうだが、世界中から採…
晴れた休日はどこかに飛び出したい気分だ。とは言え電車がキャンセルになっていたり、行先が閉まっていたりするので、目的地を確定させるだけでも一苦労だ。事前調査だけで疲れてしまった日には、すかっとRichmondにサイクリングしにいく。 この平たい大地と…
イギリス中部に位置するLiverpool。ビートルズや貿易の歴史で知られる港街。それと、そこから南に鈍行列車で1時間ほどにあるローマ時代からの城塞都市Chester。 少しだけ早起きして列車に乗って、一気に二つの街をロンドンから日帰りで巡ってしまおう、とい…
チャタムはヘンリー八世以来、1984年まで英国最大の造船所として活躍した街。ロンドンVictoria駅から電車で50分程で行けるので、この週末に行ってきた。ケント州は緑が多く、海・川に恵まれ、車窓からの景色が綺麗で好きだ。 DockyardはMedway川沿いに広がっ…
イギリスといえばフーリガン、もといFootballが有名だ。週末、手ぶらの10代-40代の男性の集団がサッカースタジアムのある駅に着く前から、盛り上がっている様子は何度も見てきたが、遂にサッカー観戦の機会があり、より間近に見てきた! 場所はArsenal。スタ…
香りについて学びながら、自分のオリジナルの香水を作る。 そんな素敵なイベントがあるのを見つけたので、行ってみた。ロンドンのCovent GardenにあるExperimental Perfume Club (EPC)。 簡単なイントロダクションのあと、早速レクチャーが始まる。シトラス…
銀座と銀座の掛け算のようなとてつもない高級ブティック街、Mayfair。ここのアートギャラリーのイベントを同僚に教えて貰い、仕事終わりに訪れてみた。 Shiroさんが運営するここ”SoShiro”は5階分の建物、上から下まで彼女のギャラリーだ。このSoShiroは彼女…
Cityと言われるロンドンの金融街に1571年からあるThe Royal Exchange。今の建物になったのは1844年。歴史的な建築物だ。 現在はブティックが並ぶショッピングセンターとなっている。 中の吹き抜けのエリアに、Fortnum Maisonの小さなバーがあって、軽食が楽…
1月後半から再びWorking from officeと在宅勤務とのハイブリッド生活へ。怒涛の英語特訓だ。駐在開始時に比べて大分わかるようになったとは言え、「あぁ悔しい、うまく言いたいことが言えない」「そんなに反射のように言葉が出てこないよ!」と歯がゆい思い…
2000年に訪れた以来のCambridgeに週末日帰り旅行をしてきた。実際歩いてみると、記憶が頭の奥の方の引き出しから蘇るものだから、不思議なものだ。 意外と駅からキャンパスまでは遠いのだが、学生街の雰囲気もあり、通りには人がいっぱい。 ケム川沿いの景色…
今年は、健康で丁寧な暮らし、を目指している(再掲)。平日の夜だって充実させたいと思い、先日行きつけの花屋さん、Moyses StevensのWorkshopに夕方から参加してみた。 店内の奥が広くなっていて、大きなテーブルと大量のお花!Workshopの人数は5人とこじ…
この週末はWelford Parkというところへ行ってきた。春を知らせるSnow dropが満開だというのだから、絶対見逃せない。 Paddington駅から電車で1時間ほど行ったNewburyから更に車で15分程行ったところにある。もともとは修道院の敷地であったが、ヘンリー八世…
Londonの中心地、Covent Gardenにある1798年開業の老舗レストランRules。007のSpectreという映画で使われていたのが印象的で、一度は訪れてみたいと思っていたお店。 rules.co.uk 12月は予約がいっぱいだったが、1月初めのディナーの席がやっと取れた。中は…
イギリスと言えば、アフタヌーンティーが有名だ。3段重ねのお皿、紅茶でゆーくっり午後の時間を過ごす。田舎のマナーハウス、美術館、カフェ、ホテル、と様々な所で提供されている。 年末のBoxing day (12月26日)はGoring Hotelでアフタヌーンティーを満喫…
2022年の目標は、「健康で丁寧な暮らし」、とすることにした。 早速、年始はMarylboneにあるフレグランスショップ、Perfumer Hに行ってみた。 まず入ると、ワンちゃんがお出迎えしてくれる。ここのオーナーでありPerfumer (またの名をNoseというそうだ!)、Ly…
日本にいたときからそうであったが、ロンドンに来てから更に好きになったのがスペイン料理。 元旦は大英博物館で考古学のロマンを感じたあとに、徒歩圏内のスペインレストランに行って来た。年末に予定していたバスク地方への旅行も断念したため、ここでスペ…
年明けはロンドンから電車で1時間ほど南に行ったところにあるマナーハウスGravetye Manorに一泊してきた。 マナーハウスは貴族のお屋敷をホテルに変えたもので、昔ながらのイギリスの邸宅の様子と田園風景が楽しめるのが特徴だ。このGravetye Manorは造園家…
Wish you wealthy and healthy 2022! の掛け声で仕事もスタート(例のCのせいでHealthyの言葉の重みたるや)。 2022年もロンドン生活について綴っていきたい。 今年は初めて一時帰国せずにロンドンで年越ししてみた。2年間連続年越し花火イベントはお預けと…
こちらに来てから、様々な種類のシーフードを食す機会に恵まれた。 まず、Monkfish! アンコウの仲間のようなのだが、触感がむにむにしていて、旨味が溢れていて絶品。ラグーパスタも美味しいが、レモンバターソテーも良い。日本でもアンコウ鍋は有名だけれ…
ロンドンの南に位置するSurrey州は日帰りハイキングにおすすめだ。特に春夏の輝かしい太陽と共に、空気も澄み切ったエリアで歩くのはとても気持ち良い。 中でも、お気に入りはDorkingというエリアだ。この駅の近くにはワイナリーのDenbies Wine もあり、美し…
世界有数の観光名所ロンドンで、例の"C"で2020年-2021年で観光客がいない静寂に包まれた時間を過ごしたことは、最初で最後の経験であろう(であってほしい!)。特に制限が厳しかった2020年の春-夏をこの機会に振り返ろうと思う。 あれよあれよと感染が広が…
イギリスは歴史的建築物の宝庫だ。意外と一般開放されているのも有難い。 今年経験したもので特に素晴らしかったのは、Buckingham Palaceのお庭ツアーだ。春先の限定公開で、写真撮影も部分的にしかできない。 Londonの真ん中にあるBuckingham Palaceは意外…
只今ロンドンは、クリスマスモード100%である。オフィスも、デスクにクリスマスツリー置かれ、キャビネットには靴下が飾られている。プリンターにモールが巻かれている様子には思わず笑ってしまった。 会社の忘年会も「ジーザスもこんなに皆にお祝いされてい…
ロンドンの中心地にTempleという場所がある。駅名を初めて見て「寺?!」と思ったが、騎士修道会である「Temple騎士団」に由来するものと後にわかった。騎士団が建てたTemple教会は、その後法曹界の建物として活用され、そしてこの地区は法曹界の関連の街と…
運河と共に発展してきたロンドン。テムズ川は想像以上に蛇行している。川幅も思ったより狭い。満潮の時は天候次第では道路に水が溢れたり、干潮のときは干潟と化す。様々な表情を見せるテムズ川を見ていると、まるで生き物を見ているかのようだ。 テムズ川を…
Hyde ParkとSt.James Parkの間、ハロッズのあるKnights Bridgeとの間の地区のことをBelgraviaと言う。 (すこし古い写真だが) この地区はLondonの中でも特にお気に入りの場所だ。Buckingham Palaceにも近く、それでいて静かで、おしゃれなお店が立ち並ぶ。勿…
ロンドンの中心部の所謂観光地、ではないけれど、イギリスらしさが感じられるところとして、Kew Gardensをお勧めしたい。 Richmondというテムズ川沿いの高級住宅街のそばにあるこの王立植物園は、広大な敷地に温室、種保存研究所から、森、池、宮殿、と様々…
またもや出張で、やっとロンドンに帰ってきた。着陸すると、フランス語圏だった機内から、ボーディングブリッジに足を踏み入れた途端、いつものヒースロー空港だ。それを感じると少しホッとする。 街は、あんなに美しかった紅葉が落葉してしまったところが多…
会社の泊まりこみのイベント、そして今週の出張で、あまりLondonにいなかったここ最近。 今日はゆっくりしようと思ってふと街に繰り出したら、何時の間に秋は終わりかけていて驚いた。 Hyde Parkもすっかり色付き、絵に描いたような「Autumn in London」 街…
"C"勃発前、最後の出張は2020年2月だった。 それ以降、我々は在宅勤務を始め、オンライン会議をNew Normalとして始めた。初めはITの問題があったが、徐々に慣れてきて、朝から晩までオンライン会議が当たり前になった。その方がいっそ効率的だとも思えていた…