2021-01-01から1年間の記事一覧
こちらに来てから、様々な種類のシーフードを食す機会に恵まれた。 まず、Monkfish! アンコウの仲間のようなのだが、触感がむにむにしていて、旨味が溢れていて絶品。ラグーパスタも美味しいが、レモンバターソテーも良い。日本でもアンコウ鍋は有名だけれ…
ロンドンの南に位置するSurrey州は日帰りハイキングにおすすめだ。特に春夏の輝かしい太陽と共に、空気も澄み切ったエリアで歩くのはとても気持ち良い。 中でも、お気に入りはDorkingというエリアだ。この駅の近くにはワイナリーのDenbies Wine もあり、美し…
世界有数の観光名所ロンドンで、例の"C"で2020年-2021年で観光客がいない静寂に包まれた時間を過ごしたことは、最初で最後の経験であろう(であってほしい!)。特に制限が厳しかった2020年の春-夏をこの機会に振り返ろうと思う。 あれよあれよと感染が広が…
イギリスは歴史的建築物の宝庫だ。意外と一般開放されているのも有難い。 今年経験したもので特に素晴らしかったのは、Buckingham Palaceのお庭ツアーだ。春先の限定公開で、写真撮影も部分的にしかできない。 Londonの真ん中にあるBuckingham Palaceは意外…
只今ロンドンは、クリスマスモード100%である。オフィスも、デスクにクリスマスツリー置かれ、キャビネットには靴下が飾られている。プリンターにモールが巻かれている様子には思わず笑ってしまった。 会社の忘年会も「ジーザスもこんなに皆にお祝いされてい…
ロンドンの中心地にTempleという場所がある。駅名を初めて見て「寺?!」と思ったが、騎士修道会である「Temple騎士団」に由来するものと後にわかった。騎士団が建てたTemple教会は、その後法曹界の建物として活用され、そしてこの地区は法曹界の関連の街と…
運河と共に発展してきたロンドン。テムズ川は想像以上に蛇行している。川幅も思ったより狭い。満潮の時は天候次第では道路に水が溢れたり、干潮のときは干潟と化す。様々な表情を見せるテムズ川を見ていると、まるで生き物を見ているかのようだ。 テムズ川を…
Hyde ParkとSt.James Parkの間、ハロッズのあるKnights Bridgeとの間の地区のことをBelgraviaと言う。 (すこし古い写真だが) この地区はLondonの中でも特にお気に入りの場所だ。Buckingham Palaceにも近く、それでいて静かで、おしゃれなお店が立ち並ぶ。勿…
ロンドンの中心部の所謂観光地、ではないけれど、イギリスらしさが感じられるところとして、Kew Gardensをお勧めしたい。 Richmondというテムズ川沿いの高級住宅街のそばにあるこの王立植物園は、広大な敷地に温室、種保存研究所から、森、池、宮殿、と様々…
またもや出張で、やっとロンドンに帰ってきた。着陸すると、フランス語圏だった機内から、ボーディングブリッジに足を踏み入れた途端、いつものヒースロー空港だ。それを感じると少しホッとする。 街は、あんなに美しかった紅葉が落葉してしまったところが多…
会社の泊まりこみのイベント、そして今週の出張で、あまりLondonにいなかったここ最近。 今日はゆっくりしようと思ってふと街に繰り出したら、何時の間に秋は終わりかけていて驚いた。 Hyde Parkもすっかり色付き、絵に描いたような「Autumn in London」 街…
"C"勃発前、最後の出張は2020年2月だった。 それ以降、我々は在宅勤務を始め、オンライン会議をNew Normalとして始めた。初めはITの問題があったが、徐々に慣れてきて、朝から晩までオンライン会議が当たり前になった。その方がいっそ効率的だとも思えていた…
イギリスではハロウィンの季節は別の独自のイベントを楽しむ。ガイフォークスナイトだ。1605年にウェストミンスター宮殿爆破計画が阻止されたことを焚き火で祝った出来事があり、それ以来11月5日にGuy Fawkes NightやBonfire Nightと名にてお祝いをするよう…
イギリスと言えばPub。Pubといえばイギリスだ。 Public Roomが転じてPubになったそうだが、おそらくイギリス国民の最も愛する場所であろう。コロナの規制が始まったときも、首相会見で「Pub, Bar, Restaurant, Cafe will be closed....」という具合に、人々…
Strange fascination, fascinating me www.youtube.com 二十歳のときだった、イギリス人作家のGeorge Orwellの「1984」に感銘を受け、今までの自分の考え方の根本を改めたのは。ほぼ同時期にDavid Bowieの音楽にも興味を抱くようになった。「もっと自由に、…
イギリスにはNational Parkや AONB (Areas of Outstanding Natural Beauty、特別自然美観地域)などなど、自然保護地域が多々ある。 例えば、ロンドンから南に1時間ほどの所にあるAONBのSurrey Hillsは、天国に通じているのかと思うぐらい、牛の鳴き声や蜂の…
先週末はCovent GardenにあるRoyal Opera Houseでロミオとジュリエットのバレエを見てきた。去年は例の"C"の影響でオンラインストリームだったので、本格的な公演の再開は喜ばしいニュースだ。 ジュリエットを演じるのはロイヤルバレエ団所属の最高位のプリ…
天気予報は曇り。いやきっと晴れるだろうと見込み、紅葉見たさにロンドンの東側の郊外、Epping Forestに行ってきた。かつてHenry VIIIやElizabeth Iが狩りを楽しんだという広大な森だ。折り畳み自転車Bromptonが旅のお供。 Hyde Park最寄駅からCentral Line…
Nativeと仕事していると、容赦なく知らない英語の表現をシャワー、もとい、滝のような勢いで浴びる。 イギリス英語に限らず、なんじゃこりゃ、と思ったものをいくつか挙げよう。 1. Chin wag 雑談のこと。Chin(あご)がWag(揺れ動く)からだそうだ。同僚か…
ロンドンから電車で1時間半ほど北上した所にあるStoke on Trentは300年以上の陶磁器の歴史がある街。先週末はこちらに日帰り旅行をしてきた。 海にも面していない中部のこの街がなぜ陶磁器で有名に?というのは粘土、塩、鉛、石炭が豊富に採れるからだそうだ…
今日のLondonの天気は一言で表現するとRubbish Weatherであった。朝から夕方まで所謂どんよりした曇り空。こういうときNativeは「ゴミ」天気というのだ。 もう少し風が吹いて雨が降ったり、黒い雲が立ち込めた場合にはLousy Weatherというのだ。雨が激しくざ…
ロンドンに来てから購入したものベスト賞を発表しよう(突然)。 ★3位 Boseのスピーカー Spotify/Radioにお世話になっている日々。持ち運び可能で、仕事机、キッチン、寝室、どこでも良質な音が聞こえるので、重宝している。 脱線するが、「Radio UK」のアプ…
良く晴れた夏の日、パラソルの下、10年ぶりに再会した友人と一緒に飲んだジントニック。 あまりにも強烈で素敵なジンとのロンドンでの出会いだ。続いて、スカイ島で少数生産というジンジャーが効いたジンの、カッと焼きあがるような痛快な喉越しと鼻に抜ける…
急に葱レモン塩牛タンが食べたくなった。よしどうせならと、生まれてから一度も経験のない「タン塩焼肉 at 家」を思い立ち、お気に入りの肉屋さんへ。ちなみに新しいことへの挑戦はロンドン駐在期間中の一つのテーマでもある。 肉屋曰く珍しい部位だからか事…
Nursuriesと言ったらどのようなイメージを浮かべるだろうか。私の場合、託児所や保育園だった。 しかしながら、「育てる」「栄養を与える」という意味から、園芸販売所も指す。 ガーデニングがカルチャーのイギリスにおいて、Nursuryは人気を誇る週末の目的…
青山に今年上陸したというイギリス発イタリアンレストラン Lina Stores。ティファニーブルーのような色合いがイメージカラーで、生パスタが有名。LondonにはSoho、Kings Crossに、今月新たにCannon Streetにもオープンした。 正直言って、「イタリア発イタリ…
何を隠そう007ファンである。ロンドン着任後真っ先に楽しんだものといえば、007 London Walking Tourであるほどだ。 そして、9月30日に満を持して最新作No Time to Dieの封が切られた。当日は巨大なスクリーンと爆音で鑑賞したいがために、Leicester Square…
目指すはスコットランド、アイラ島。 Laphroaig Ardbeg, Kilchoman, Bowmore, Bunnahabhain, Lagavulinといった蒸留所を次から次へと訪問。ピート香とメープルシロップのような重厚感ある樽の香りの組み合わせにはっとさせられる。所謂「開眼」である。50度…
First Thing First. 2019年に英国Londonで駐在を開始して、早2年。欧州アフリカでの事業推進のために赴任しているが、その間COVID (Cと呼ぼう)が蔓延して、思うように出張や旅行もできなかったが、ようやく2021年夏から従来のような生活が戻りつつある。 こ…